やまとくの焼肉メニュー人気ランキング

季節を問わず楽しむことのできる焼肉。
やまとくでは数多くの種類の部位を取り揃えております。
同じ牛でも部位によって、肉の味わいが違いいろいろな味が楽しめるところが焼肉の醍醐味といって良いでしょう。
そこで、当店で人気メニューを、上位1位から5位までを発表してみたいと思います。

第5位はロースです。

ポピュラーな部位とも言えるロースですが、ロースには肩ロースとリブロースとがあります。
肩ロースは牛全体で最も大きい部位の一つです。
適度に霜降り脂肪が散りばめられており、食べやすく人気があります。
ロースは一頭の牛からたくさんの量が取れるので、値段もリーズナブル。
最初に注文することが多い肉とも言えるでしょう。
味はきめ細やかで旨味が濃いところですので、薄切りにして焼くにはとても適している肉と言えます。
焼肉の他には、すき焼き、タタキやローストビーフなどにもよく使われています。

第4位はヘレですが、ヒレとも呼ばれていますね。

部位としてはサーロインのちょっと内側にある細長い部分の肉をさします。
とても柔らかい上に脂肪が少なく上品な味の肉です。
ヘレは脂身や筋が少なく柔らかい肉なので、焼き過ぎないようにすることが美味しく食べるコツです。
一頭の牛にたった3%しかない部位ですので、貴重な肉と言えるでしょう。
値段も牛肉の中では高価なものとなっています。
ステーキ肉としても人気のある肉ですね。

第3位のタンは牛の舌の肉です。

タンは脂肪がよくのっており、こってりとした味を楽しめます。
柔らかい肉ですので、食べやすく人気のある肉のひとつです。
ビタミンや鉄分を多く含んでおり、より栄養価の高い部位ともいえます。
タンはもともとは皮に覆われているのですが、一般には食べやすくするために皮は剥がした状態で出てくることが多いです。
焼肉の他にも、タンシチューなどいろいろな食べ方が楽しめる人気の部位です。

第2位ははらみです。

はらみとは牛の横隔膜の筋肉の部位から取れる肉です。
はらみの中でも特に腰に近い部分はサガリと呼ばれていて、希少な部位です。
赤身のようですが、内臓系の肉です。
味は柔らかくみっちりと濃いので赤身に近い味をしています。
はらみも人気のある部位といえるでしょう。
はらみは焼肉の他にもカレーやシチューにも適している肉です。

第1位に輝いたのは、特上モモ肉6種盛セットモモ6種セットのイチボ・ヒウチ・ラムシン・マルシン・内ヒラ・ランプです。

モモの肉を一度に6種類も楽しめることもあり、人気のメニューとなっています。
しかもこの6種類の肉は、一頭の牛から少ししか取ることのできない稀少な肉です。
ぜひ、味わいたい一皿ですね。
それでは、ひとつひとつの肉についてみてみましょう。

特上モモ肉6種盛セットモモ6種セットのイチボ・ヒウチ・ラムシン・マルシン・内ヒラ・ランプ

イチボというのは牛のお尻の先の肉です。
一頭から取れる量は限られているので、貴重な肉と言えましょう。
イチボはモモの中でも最も霜降りが多い部分です。
焼肉で食べる時には、柔らかい先の方の部分が焼肉には使われます。
他にもステーキなどでも楽しむことができます。
硬い部分はシチューや煮込みに使われることが多いようです。

ヒウチは牛の後ろ足のモモの内側にある部分の肉のことを指します。
一頭の牛から摂れる量が限られているので、貴重な肉と言えるでしょう。
モモ肉のうちでは最も霜降りが多いところが特徴といえるでしょう。
形や模様が火打石に似ているので、この名前がつきました。
とても柔らかく食べやすい肉です。

ラムシンはヒレに似ている細長い形をした肉です。
一頭の牛から少ししか取れない稀少な肉で、きめ細やかで濃い味が楽しめます。

マルシンは別名をシンシンともいい、モモの下の方の部位の肉です。
弾力がありますが優しく柔らかい舌ざわりで、癖のない上品な牛肉の味わいを楽しめます。

内ヒラは別名を内モモともいい、牛の後ろ足の付け根の部分の肉をいいます。
内ヒラは脂肪がほとんどないヘルシーな部位の肉ですので、赤身の味をじっくりと楽しむことができるでしょう。
焼肉の他にもローストビーフなどによく使われる部位の肉です。

最後にランプですが、これはランプステーキとして食べられることが多い肉です。
上記の5種類と同じように稀少な部位の肉ですので、牛肉の中でも高級な部類に入ります。
霜が比較的少ないこともあり、全体に濃厚な肉の味がみっちりと楽しめます。

ここ数年の熟成肉ブームもありモモ6種セットはちょっと贅沢なメニューですが、それだけに牛肉の美味しさをたっぷりと味わうことができるでしょう。

焼肉は肉の産地だけでなく、切り方や焼き方、味付けなどで味は違ってきます。
また一頭の牛にたくさんの部位がありそれぞれに味や風味が違っていることを知ることで、いつもはなんとなく食べている焼肉をもっと楽しむことができるのではないでしょうか。
あらかじめそれぞれの肉の部位の特徴などをチェックしておき、より楽しい焼肉タイムを過ごすことができるかもしれません。