「焼肉店ではめずらしい」と言われますが、やまとくでは多数の日本酒を取り揃えています。
肉料理と言えばワイン。それも赤、というイメージが強いかもしれません。
しかし、やまとくの店主は和食出身。
たとえば人気メニュー「ミノ薄造り」は、薄くスライスしたミノを羅臼昆布で挟み、
真空状態にして4日間寝かせます。じっくりと旨みが熟成したミノに、
白ネギを巻き自家製の山芋ポン酢を付けて味わう料理はまさに和食の技。
日本酒に合わないわけがありません。
日本酒ファン垂涎の銘柄から誰もが知るあの銘柄まで
ラインナップはその時々で変わるのですが、現在店頭にある日本酒を少しご紹介したいと思います。
まずは日本酒好きなら誰もが知る「獺祭(だっさい)」。
一時は品薄で手に入らなかった幻の日本酒ですが、最近は少しずつ手に入るようになってきました。
芳醇で上品な香りで、日本酒が苦手だった人でも「これなら飲める」と言われることがあるそうです。
その秘密は、23%という究極の精米歩合。
この数字が低いほど、米を磨き込んでいることになります。
つまり、獺祭の場合はお米の周りを77%も削り、中心の香り高く雑味のない部分しか使っていないということです。
次にご紹介するのは、これまた日本酒好きにはたまらない一品「久保田 萬壽(くぼたまんじゅ)」。
久保田シリーズの最高峰であり、獺祭と同じく精米歩合の高い純米大吟醸。
華やかな香りと旨みを感じるお酒です。
冷酒でも美味しく味わえるので、まだまだ暑さが残る時期に、キリッと冷やして飲むのもおすすめです。
ちょっと面白いところでは、「菊姫 にごり酒」が入荷しております。
もろみの自然な甘みと旨みが味わえる、柔らかく飲みやすい日本酒です。
女性にも人気があり、冬は燗で、夏はソーダ割りなどがおすすめ。
しっかりサシの入った上質のお肉と合わせると、味を引き立ててくれるでしょう。
この秋、焼肉×日本酒がアツい!大和牛との極上マリアージュを
その他にも、現在お店には「義侠」「美丈夫」「鯉川」「磯自慢」「夏吟」「先心」「呉春」などの日本酒が並んでいます。
この中にご存知、もしくはお気に入りの銘柄はございますでしょうか?
日本酒好きな方にもあまり知られていない銘柄もございますので、ぜひ一度、お試し下さい。
ここ数年、海外でも日本酒の人気が高まっていると聞きます。
その理由は、洋食のステーキやチーズなど、こってりとした料理にもしっかりと応えてくれる懐の深い味わいにあるのではないかと考えています。
また、日本酒と一口に言ってもさわやかな風味のものから、コクのあるまろやかなものまで、多種多様。どんなお肉の部位にも、ばっちりマッチする銘柄があるはずです。
自分が日本酒ソムリエになったつもりで、好みの組み合わせを追求してみるのも楽しいかもしれません。
この秋はぜひ、やまとくで、
大和牛の焼肉と一品料理、日本酒のマリアージュを堪能して下さいね。